来週の株式相場 指数は膠着、スマートフォン・タブレット型パソコン関連に注目
パソコン関連に注目してみた！！興味深い事もあるものです。
以下、(来週の株式相場 指数は膠着、スマートフォン・タブレット型パソコン関連に注目 （サーチナ） より引用)
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日銀は10月28日の金融政策決定会合で、10〜11年度のGDPの実質成長率の見通しを下方修正する方向で検討に入ったと報じられている。9月29日発表の短観9月調査で先行きの景況感が大幅に悪化したためで、早ければ来週5日の金融政策決定会合で追加の金融緩和に踏み切るとみられている。追加の金融緩和策は具体的には新型オペの拡充とみられている。これ自体は、相場に織り込み済みだ。
しかし、一部では、「政策金利を完全ゼロまで引き下げる」、「長期国債の買い取り金額の増額などの量的緩和が行われる」との憶測も囁かれているもようだ。仮に、このような市場予想を上回る緩和に日銀が踏み込むなら、株価急騰が期待できる。しかし、これまでの日銀の行動をみる限り、市場にサプライズを与えることはないとみている。その一方、日銀が金融緩和姿勢を継続することは、相場の下支え要因として機能することには論を待たない。
なお、米国では、6日の9月チャレンジャー人員削減数、9月ADP雇用統計、7日の新規失業保険申請件数、8日の9月米雇用統計など、雇用関連の指標が注目される。雇用統計に関しては、失業率は0．1％上昇の9．7％、非農業部門雇用者数変化は5000人増が市場予想平均だという。結果次第では、FRBの金融緩和スタンスの見通しが大きく変わってくるため、要注目だ。
また、米国では、第3四半期の決算発表の先陣を切って7日にアルコアが決算を発表する。米国株式市場は、決算発表本格化と、週末の雇用統計控えで、週を通して模様眺め気分が強まることが予想される。その一方、決算内容及び見通しに個別で一喜一憂する見通しだ。
このような投資環境下、来週の東京株式市場では、日経平均は方向感なく、膠着することになるとみている。想定レンジは9200円〜9700円程度だ。物色面では、個別株物色の色彩が強まる公算が大きい。日銀による追加の金融緩和期待はあるものの、円高や、欧米景気鈍化といった外部環境の不透明な状況に変化が生じるわけではない。このため円高の影響を受け難い銘柄群に短期資金が流入するとみている。
金融緩和で不動産関連、商品高で資源関連・商社株という切り口もあるが、来週は、名実ともに10月相場入りしたこともあり、今年のクリスマス商戦を見据えて、スマートフォン・タブレット型パソコン関連に注目しておきたい。スマートフォン市場は08年にソフトバンクモバイルが「iPhone」を発売してから急拡大し、10年は同80％増の310万台、14年には890万台まで増えるといわれている。インターネット用端末はパソコンからモバイル（スマートフォン）に移るとみられているため、同関連銘柄群（スマートフォン向けソフト開発、コンテンツ供給、部品メーカー）への関心が高まる見通しだ。
例えば、シャープ <6753> は9月27日、タブレット型の電子書籍端末「GALAPAGOS（ガラパゴス）」を12月に発売すると発表した。先行する米アップルの「iPad」を追撃する。また、年内にはソニー <6758> も米国で販売している電子書籍端末「リーダー」を日本で発売する予定だ。さらに、サムスン電子が年度内にも発売する「ギャラクシータブ」は「iPad」と同様のタブレット型多機能携帯端末だ。アンドロイドを搭載しており、書籍だけでなく専用サイトから様々なアプリケーションソフトもダウンロードしてパソコン並みの機能が利用できるという。
関連銘柄としては、「iPhone」などの携帯端末向けにコンテンツを作成・配信できるソフト「ハンドブック」について、ソフトバンクBBなど6社に同ソフトの販売・サポートを委託したインフォテリア <3853> 、傘下のマウスコンピューターが3万9800円の、モバイルデバイス端末「LuvPad（ラヴパッド）」シリーズの第1弾を10月下旬に発売予定のMCJ <6670> 、ブログやSNS、ゲームからショッピングまでモバイルインターネットコンテンツを提供するモバイルエンターテインメント企業のクルーズ <2138> 、NTTドコモのAndroid端末対応向けに多機能アプリケーション開発を手掛けているテックファーム <3625> 、そして、携帯電話やPCの、ディスプレー部と操作パネル部を連結し、ノイズの少ない高品質のデータを大量にしかもスピーディーに伝送する「細線同軸コネクタ」分野では、世界で最も薄型のコネクタを発売している第一精工 <6640> などが挙げられる。（編集担当：佐藤弘）
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引用はここまでです。
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